パ・リーグのファンについて

パ・リーグは、プロ野球の歴史上においてもいろいろなことがあったリーグです。近い所で言うと、2005年に新規球団として楽天が参入してきたということがあります。

この出来事においては近鉄が消滅し、オリックスに吸収されるということもあって、それらの球団を応援していたファンにとっては激動とも言えることだったのです。

また、1990年代と2000年代にはロッテと日本ハムが本拠地を移転しています。パ・リーグは一時期、人気の面でセ・リーグに大きく水をあけられていました。

しかしこういった新球団設立や本拠地移転によって新たなファンを獲得することに成功し、近年ではセ・リーグにも負けないほどのファンを獲得するに至っているのです。

プロ野球の交流戦では毎年パ・リーグのチームがセ・リーグより好成績を残すことが多くなっています。昔から「人気のセ、実力のパ」という言葉がありましたが、交流戦での成績はまさにその言葉を表す結果になっているのです。